
入院・お見舞いの方へ
Hospitalization
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入院生活のご案内
入院に必要な
物品についてはこちら
■ 食事について
◉ 食事は病状に合わせ、ご用意しますので、飲食物の持ち込みはご遠慮ください。また、病棟内では、患者さま同士で食べ物を配ったりなさらないでください。治療上、衛生上(食中毒など)好ましくありませんので、よろしくお願いします。
◉ 治療のために絶食および絶飲食の方は、医師の指示があるまで、絶食および絶飲食をお守りください。食事の配膳時間は以下の通りです。
◉ 朝食 7:30
◉ 昼食 12:00
◉ 夕食 18:00
◉ 食堂がございますので、食堂をご利用下さい。食堂で食べられない方は、病室まで配膳いたします。箸・スプーンは病院で用意しております。
◉ 食堂にはティーサーバー(お茶・お湯・冷水)がありますのでご利用下さい。
※ 水分制限のある方は、1日の水分量が決められていますので、看護師にお伝えください。
■ 部屋について
◉ 病室は4人部屋が標準です。病状により病棟・病室を変わっていただく場合がございます。ご了承ください。
◉ 一部有料の病室(2人部屋)もあります。ご希望の方は看護師に相談下さい。ただし、ご希望に沿えない場合もございますのでご了承ください。
◉ 入院中は、治療にご専念ください。また、治療や入院生活などの相談がございましたら、ご遠慮なく看護師にお申し出ください。
■ 入院中の過ごし方
◉
1日の流れ

毎日、10 時頃に体温・血圧測定等を行います。 病室でお待ち下さい。
★テレビは、イヤホンを使用して視聴してください。夜11 時まで視聴していてもかまいませんが、同室の患者さまに迷惑にならないようお願いします。
・ テレビはテレビカードが必要です。2 階エレベーター横で販売しております。
・ イヤホンは売店で販売しております。
・ テレビカードは、精算機で換金できます。1階自動販売機前に設置しております。
※浴室のご利用は、毎日9 時~夕方4 時までとなっております。ご希望の時間を浴室前
のボードにあらかじめ記入していただき、時間になりましたらご利用ください。また、初めてご利用される方は、使用方法を説明しますのでご遠慮なく看護師にお声かけください。
※ 介助の必要な方は、毎週月・木曜日に3階の特別入浴室をご案内させていただいてお
ります。
■ 入院セットサービスについて
◉ 外部業者による病衣・タオル・日用品・おむつ等の入院の際に必要となる物品のレン
タルができます。ご希望の方は、看護師にお申し出下さい。
■ 洗濯について
◉ 病院内で洗濯をされる場合
洗濯機・乾燥機は、当病棟のランドリー室に設置しております。
1 回のご利用料金は、100 円です(洗濯機と乾燥機の使用時間:7時~20時まで)
ご不明の際には、病棟スタッフにご遠慮なくお声かけください。
◉ ご自宅で洗濯をされる場合
当病棟は月・木曜日が入浴日です。その他清拭・更衣を行います。
夏季は、臭いなど発生しやすくなります。
是非とも週2 回程は洗濯をお願いいたします。
◉ 業者洗濯を希望される場合
ご本人・ご家族で洗濯が困難な時は、外部の業者と洗濯契約が出来ます。
ご希望の方は看護師にお申し出ください。業者洗濯は週2 回、回収・納品いたします。
タオル・衣類など多めのご準備をお願いします。
ご利用を中止される場合は、速やかにお申し出ください。
■ 外出外泊について
◉ 外出・外泊は、治療上医師の許可が必要です。
許可を受けられたらナースステーションで、外出・外泊の用紙に記入をしていただきます。
無断で外出され、所在が分からない場合、警察へ届出することがあります。
◉ 外出外泊から病院に戻られたときは、必ず看護師にお知らせください。
◉ 売店や散歩など病室を離れるときは、必ず看護師にお申し出ください。
■ 付き添いについて
◉ 治療・療養生活に支障をきたす場合・転倒転落の危険がある場合は、ご家族の付添い
をお願いすることがあります。
◉ 付添いをされる場合は、看護師にお声かけ下さい。簡易ベッドレンタルと寝具レンタ
ルをご準備します。(折りたたみベッド200 円/日 別室利用 500 円/日)尚、付き添
いの方のお食事はありませんので個人でご準備ください。
(売店利用時間:月曜~金曜9 時~ 17 時30 分、在宅医の場合は9 時~ 17 時)
■ 他の医療機関の受診について
◉ 入院中に、主治医の許可なく他の医療機関を受診する(薬を取りにいく)事はできま
せん。ご家族の代理受診も同じです。他の医療機関を受診する際は、必ず看護師に伝えて
ください。受診許可に合わせて書類を準備します。他院を受診されて薬のある方は、必ず
提出してください。
■ 診断書・証明書について
◉ 各種診断書・証明書につきましては1階外来受付にてお申し出ください。
医事課担当者が対応いたします。
■ 退院について
◉ 退院は主治医の許可を必要とします。退院時は、看護師より退院証明書をお渡ししま
すので、ナースステーションに必ずお立ち寄りください。
■ 入院中のお願い
◉ 盗難防止のため、貴重品や現金・通帳・印鑑等の持ち込みはご遠慮ください。
万が一事故にあわれましても、当院ではその責任を負いかねます。
◉ 病院内・敷地内はすべて禁煙となっております。喫煙されますと、防災管理上、治療
を中断せざるを得ない事態となり、退院していただくこともあります。
◉ 入院中の飲酒は禁止です。守れない方は、退院していただきます。
◉ 病院内・病室内での宗教活動や布教活動はご遠慮ください。
◉ 携帯電話のご使用については、院内では常にマナーモードで、通話は食堂をご利用く
ださい。フリーWiFiあります。
◉ 病院の備品は大切にお取り扱いください。故意に破損された場合、弁償していただく
ことがございます。
◉ 迷惑行為・暴力行為・性的嫌がらせ等があった場合は、主治医と相談し退院とします。
◉ 患者様・ご家族からの職員に対するお礼の品物や謝礼金は固くお断りさせていただい
ております。
■ 売店について
◉営業時間
月〜金曜:9:00〜17:30 ※土・日・祝日は定休日です

入院に必要な物品について
◉ スリッパは転倒の危険がありますので使用をご遠慮ください。
◉ すべての物に名前の記入をお願いします。
◉ 業者洗濯の場合、下記の2 倍の衣類・タオル類が必要ですのでご準備ください。


■ 保険外負担金
当院では、療養の給付と関係のない保険外負担の料金について、使用料、利用回数に応じ
た料金を実費にてお支払いいただいております。下記の内容を確認していただき同意の方、宜しくお願いいたします。

退院の手続きと入院費のお支払いについて
退院は主治医の許可ののち、手続きを開始してください。詳しくは病棟看護師よりご説明いたします。
◉
入院費用の請求について
退院時に外来会計の窓口で「診療費請求書」に基づいてお支払いください。
入院期間が長期に及ぶ場合は毎月末締めとし、毎月13日頃に「診療費請求書」を発行しますので、同月末までに外来会計の窓口でお支払いください。
◉
支払い方法について
現金または、クレジットカード、キャッシュカードでのお支払い(平日:8時30分~17時30分、土曜日:8時30分~12時30分)にてお願い致します。尚、タッチレス決済も可能です。

※使用可能なクレジットカード
VISA、JCB、MasterCard、Nicos、MUFGCARD、DC、UFJCard
領収証は高額医療費の払い戻し等に必要となります。再発行はできませんので、大切に保管してください。
■ 身体的拘束最小化のための指針
はじめに
本指針は、海老原総合病院(以下「当院」という)において、患者さんの尊厳と主体性を尊重し、身体的拘束を安易に正当化することなく、職員一人ひとりが拘束による身体的・精神的・社会的弊害を理解し、拘束廃止に向けた意識をもち、緊急・やむを得ない場合を除き身体的拘束をしない診療・看護の提供に努めることを目的とする。
Ⅰ.身体的拘束の最小化に関する基本的な考え方
1.身体的拘束は原則禁止とする。
2.緊急・やむを得ず身体的拘束を行わざるを得ない場合の対応
本人の生命または身体を保護するための措置として身体的拘束を行う場合は、次にあげる
要件をみたしている場合にのみ、本人及び家族の同意を得て行う。
①切迫性 :患者本人又は他の患者の生命・身体・権利が危険にさらされる可能性が著しく
高いこと。
②非代替性:身体的拘束等その他の行動制限を行う以外に代替する方法がないこと。
③一時性 :身体的拘束等その他の行動制限が一時的であること。
3.当院における身体的拘束とされる行為とは
①徘徊しないように、車いすや椅子、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
②転落しないように、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
③自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む。
(ベッドを壁等につける場合も含む。) ※片側に1個ならよい。
④点滴や経管栄養などのチューブを抜かないように四肢をひも等で縛る。
⑤点滴や経管栄養などのチューブを抜かないように、また皮膚をかきむしらないように手指の
機能を制限するミトン型の手袋等を着用する。
⑥車いすや椅子からずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y字型抑制帯や腰ベルト、
車いすテーブルを付ける。
⑦立ち上がる能力のある人に、立ち上がりを妨げるような椅子を使用する。
⑧脱衣や不潔行為を制限するために、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。
⑨他人への迷惑行為を防ぐために、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。
⑩行動を落ち着かせるために、神経系に作用する薬剤を使用する。
(透析中、人工呼吸装着中など)。
⑪脱衣やおむつ外しを制限するために、介護衣(つなぎ服)を着用する。
⑫ベッド柵をひも等でベッドに固定する。
⑬自分の意志で開くことのできない居室等に隔離する。
4.身体拘束禁止の対象としない具体的な行為
①整形外科治療で用いるシーネ固定等
②点滴時のシーネ固定
③自力座位を保持できない場合の車いすベルト
④患者を転倒や離院などのリスクから守る事故防止対策(離床センサー等)
5.その他の日常ケアにおける基本方針
身体拘束を行う必要性を生じさせないために、日常的に以下のことに取り組む。
①患者主体の行動、尊厳ある生活に努める。
②言葉や対応などで、患者の精神的な自由を妨げないように努める。
③患者の思いをくみ取り、患者の意向に沿った医療を提供し、多職種協働で個々に応じた
丁寧な対応を行う。
④患者の安全を確保する観点から、患者の身体的・精神的安楽を妨げるような行為は行わない。
⑤「やむを得ない」と拘束に該当する行為を行っていないか、常に振り返りながら患者に主体的
な入院生活を適時していただけるように努める。
Ⅱ.身体的拘束の最小化のための体制
1.身体的拘束最小化委員会の設置及び開催
本委員会は当院の身体的拘束の最小化のために取り組み等の確認、改善を検討する。
切迫性・非代替性・一時性の3要件を満たす緊急やむを得ない理由から身体的拘束を
実施した、またはしている場合の身体的拘束実施状況や適正性についての検討を行う。
身体的拘束最小化委員会は、1ヵ月毎に開催する。
2.委員会の構成員とその役割
(1) 委員長:医師1名
(2) 委 員:各部署長、担当者
3.委員会の検討項目
(1) 身体的拘束等適正化に関する指針の作成・改定
(2) 「身体的拘束等」の実施状況についての把握と検討
(3) 身体的拘束等の代替案、拘束解除に向けての検討
(4) 職員全体への教育、研修会の企画、実施
4.記録及び周知
委員会での検討内容・結果については、議事録を作成・保管するほか、議事録をもって
職員へ周知を行う。
Ⅲ.身体的拘束最小化のための研修
1. 全職員を対象とした身体的拘束最小化のための研修を年1回以上開催する。
2. 研修の実施にあたっては、研修主催者が実施日・実施場所・研修名・内容(研修概要)を記載
した記録を作成する。
Ⅳ.本指針の閲覧
本指針は、当院で使用するマニュアルに綴り、全ての職員が閲覧を可能とするほか、入院患者、
家族、地域住民が閲覧できるように当院のホームページへ掲載する。
令和7年6月1日